この日のワタシ

鬱を克服し、「そんなこともあったね」と思い返す為に記録しています。こんな人もいるんだな、と思ってもらえたら幸い。

感性と感受性の赴くままに、 日々見たり聞いたり考えたりした事を、 絵やモノや文章にして記していきます。 あなたの心に少しでも、 届くものがありますように。

あともう一人私がいるならば

分身したいと思うことは多々ある。おそらく誰でもある。
忙しい時、誰かの手が必要だけれども声をかけるのが申し訳なく思ったり、声をかけることがむしろ面倒になりそうだと考えたり、そもそも人がいなかったりして、そうすると自分があと何人居れば終わるのに…と課題の山を見て嘆いたりする。
けれども、実際自分が増えたとこで早く終わるのだろうか。
想像できるのは、増えたはいいけども結局一人の自分しか動いていない状態だ。自分といえども分身したところで、違う動きをするのであれば違う意思が必要なので、次の行動に困りそうだ。
自分自身に「早く仕事を渡してくれ」と言われる状況は、可笑しいけれどなんだか嫌だ。私のクセに、と思ってしまう。
そういうわけで、結局自分が増えても都合よく仕事は捗らないのだろう。
分かっていながら、今日とて相変わらず分身したいと思う私がいる。