独りでいたい
悔いばかりの人生だけど疲れたからもういい辞めたい、というどうせ毎年恒例の病み模様です。雨にうたれて帰る羽目になって、決して強くないメンタルに追い打ちがかかります。
あまりに気持ちが荒んだのか、珍しく独りで誰とも接触せず閉じこもりたいと思いました。大体弱ってる時はヒトの優しさが欲しくなるはずなのです。励まし、労い、慰め、同情、そんなのが欲しくなるはずなのに今回は拒絶する気持ちが全てでした。
誰もわかるわけない、と傲ったのかもしれません。誰もこの苦しみをわかるわけがない。
この状態になってしまうと誰かと接するのが酷くつらくなります。接しなければならない時があると、大抵相手に口悪く当たってしまいます。
人を不必要に傷つけたくはないし、自分はつらいし、自分の評価を下げるだけなので、あまり関わらないようにしたいのですが、家に閉じこもらない限りそうはいかない。やるべきことがあると外に出なければならない。
毎年こんな時期を乗り越えるのは本当にしんどいこと、です。
情を抑えて数字を見つめられるように
お節介癖が出てしまう。弱ってるひとを見ると助けたくなってしまう。強く志ある人や幸せそうな人にはそんな感情は抱かない。むしろ助けて欲しいと思うくらいだ。
誰かに頼りにされると断ることが出来ないのは多分このせい。ちょっと無理をしてでも叶えてあげたいと思ってしまうのは、損得勘定ならば損ばかりで連続大赤字だ。
それでも良いと考える辺りは、かなり情に偏った生き方をしているのだろう。少しは冷静に数字やデータを見つめることも出来るようにしないと、目先の感情に振り回されるばかりだ。
いちにち
強い衝動に駆られ、あらゆる食べ物を胃へ突っ込み吐き出す、真夜中の大惨事が止まらない。
そうして迎えた朝は心身ともに疲れ果てて、外の空気を吸う気力も無い。空虚な心は何をしても埋まらない。
途方に暮れながら夕方まで、冴えない頭のまま過ごす。ふと焦燥感に襲われてやるべきことを始めるものの、全く進まない。
夜になれば自責と自虐を繰り返し、また真夜中が来てしまうのを怖れながら床につく。また、真夜中だ。
普通のことを普通にこなす
約束の時間通りに行くこと、人に会ったら挨拶すること、頼まれたことはちゃんとこなすこと、何かしてもらったらお礼を言うこと、悪いことをしたら謝ること。そんな当たり前のようなことを当たり前にやるのは難しい。
それでも必要だと思うから、できるように努力してみようと思える。
性格
複雑で面倒な人だ、と言われたことがある。自分でもそう思う。でも、何故複雑で面倒だと思われたのか、自分でも納得しているのか、考えたことがなかった。
複雑とは、物事の事情や性格が込み入ってることを指すらしい。嬉しいことを嬉しいとは言わず、疑ってみたり、すましてみたり、隠してみたり、必要なくとも色々する。起きた事柄を素直に受け取れない癖はあるような気がする。
あるいは、ハッキリしない。良いのか悪いのか、あっちの道も良さそうだがこちらも…と決まらない。優柔不断すぎることを言っているのかもしれない。
ともあれ、複雑で面倒という評価はマイナスであり、言われて嬉しいものではない。それほどまでに相手を困らせるような発言をしたのか。それとも私の態度がよろしくなかったのか。
おそらくこんな事を考える時点で、複雑で面倒な人と言われてしまうのだろうけれど。
それぐらい許してやりなよ
自分は思った以上に“心が狭い”。最近、そう実感する出来事があった。
人によって価値観には違いがある。自分の価値観が自分にとっての正しさを作るなら、相手もまた然り。冷静に考えれば分かることだけれど、自分の正しさを訴える時は割と忘れている。
理解は出来なくても「こんな人もいるんだなー」くらいの構えは示せるようになりたい。
こちらが許容範囲を広げれば、自然と相手も許してくれるかも。